
2026年5月1日
RSR26第2弾、世代横断ラインナップが映す石狩の夜
2026年4月30日、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026の第2弾出演者26組が発表された。anoの初出演、活動を再開したレミオロメンの登場、宮本浩次、マキシマム ザ ホルモン、PUFFY、そして向井秀徳と松重豊による「地獄の諸行無常セッション in EZO」——並んだ名前を眺めていると、RSRが単なる夏フェスではなく、年代も世代もばらばらの人間が同じ夜を分け合う野営地であることを、改めて思い知らされる。
anoとレミオロメン、世代の幅が一気に広がった
第2弾でまず目を引くのは、anoのRSR初出演だ。Z世代の支持を集める彼女が石狩の夜に立つ意味は小さくない。一方で、活動再開後のレミオロメンが石狩の地に戻ってくる。00年代半ばに青春を過ごした世代にとっては、これだけで航空券を取る理由になるはずだ。
宮本浩次、PUFFY、マキシマム ザ ホルモンといった名前も並ぶ。デビューから20年、30年と歩いてきたバンドと、ここ数年で頭角を現したアーティストが、同じタイムテーブルの中に置かれる。RSRは毎年そうなのだが、第2弾の組み合わせは特に「世代横断」が露骨に出ている。
怒髪天、全員還暦の年に石狩へ
今回の発表で記念年として静かに話題になっているのが、怒髪天だ。メンバー全員が還暦を迎える年に、北海道のRSRに立つ。札幌出身の彼らにとって、石狩のステージは特別な意味を持つ場所だろう。
60歳のロックバンドが夜のステージで吠える光景は、それ自体が祝祭になる。「ロックは若者のもの」という古い前提を、彼らはずっと前に乗り越えている。
向井秀徳×松重豊、謎のセッションをどう読むか
そして、第2弾でもっとも頭をひねらされたのが、向井秀徳と松重豊による「地獄の諸行無常セッション in EZO」だ。ZAZEN BOYS/NUMBER GIRLの向井秀徳と、俳優・松重豊。詳細はまだほとんど明かされていない。
RSRには夜のサンステージを中心に、ジャンルや所属を越えた一夜限りのセッションが組まれてきた歴史がある。今回もその系譜の上にあると見ていいだろう。何が起きるかわからないからこそ、現場で立ち会いたくなる。
全世代の野営地、という意味
2026年8月14日・15日、石狩湾新港の特設ステージで、RSRはまた朝まで続く。10代も、40代も、還暦を超えた人も、同じ芝の上にテントを張って、同じ朝日を見る。第2弾の26組は、その「全世代の野営地」という性格をとても素直に映している。
FOREST最終受付は5月8日〜5月12日の5日間。チケットの段取りを進めながら、第2弾のラインナップを眺め直してほしい。あなたが石狩の夜にいちばん観たい一組は、誰だろうか。